日金ブログWEBLOG

202008/03

梅雨明けです ^^

おはようございます。

夏空の広がる東京日金本社。

7月は青空を見ることも無く、洗濯物に苦労されたことと思います。

こんなに遅い梅雨明けは戦後2番目になるそうです。

日本には四季があり、その季節ごとに特徴があります。

梅雨もその季節の一つと考えられますが、あまり長いのは気分も落ちますね ^^;

最近の気候は極端ですので、適度なお湿りというわけには行かない事が心配です。

災害が起こってしまった地域もありますが、無かった地域でも備えは必要だと感じました。

昨年の千葉県の台風もそうですが、自然災害はどこで起きるのか予想がつきません。

お互いに協力して安全を確保出来るようにしていきたいです。

 

さて、堅調を続けている銅相場ですが、ここのところ調整局面に入っているのでしょうか。

一方的に買われてきた銅相場は、トランプラリーと言われた株、債券、商品の急騰相場を超える上昇になりました。

コロナ感染拡大の影響で急落した場面から計算しますと、約40%の急騰。

行き過ぎのような気がしますが、目先に下がるような雰囲気が無い ^^;

もちろん相場の事ですので、分からないと言うのが前提になりますが・・・。

銅相場を堅調推移させている主役は、もちろん中国需要です。

世界で初めて新型コロナウィルスの感染拡大が起こった中国ですが、都市封鎖などによって最も早く封じ込めに成功したと主張しています。

経済回復が順調との事で銅需要が極めて強いとの報道です。

コロナによって景気の回復が遅れている日本にいると、ホントなの??と思いますが、中国国内で銅原料が不足しているのは事実のようです。

また、銅生産国が集まる南米でのコロナ感染拡大も供給懸念を連想させています。

さらに中国による環境規制によって銅スクラップの品質が厳格化され、低品位の銅スクラップ輸入が禁止になったことも銅不足の原因です。

劣悪な品質の原料を輸入するのは環境にとって悪いのは当然です。

ですが、極端な政策により値動きが荒くなるのはやむを得ない事なのかも知れません。

銅原料はスクラップまたは地金で需要をまかないます。

スクラップが環境の問題で十分な量を確保できないのであれば、需要は地金に向かうのも当然です。

よって、電気銅需要が増加して相場を押し上げているのかと想像しています。

今朝の産業新聞には、9月より品質問題で返品になるような原料を輸入した場合、輸入したメーカーおよび輸送業者に罰金を科すとのニュース。

細かな事は決まってないようですが、罰金が非常に高額なのでしばらくは様子見せざるを得ないようです。

これによって、さらに原料が不足し地金の需要が高まる可能性もある。

現在は急騰による調整局面にある銅相場ですが、反転上昇する事も頭に入れておく必要があるかも知れません ^^;

日本国内においては、この夏が一番苦しい時です。

国内メーカーの需要が弱く、売れ行きが非常に悪い ^^;

スクラップを扱う問屋の在庫が積み上がり、身動きがとれない状況。

思い切って夏を満喫してしまいたいところですが、コロナで自粛しろと言われる ^^;

ガマンの夏になりますね。

 

梅雨空よりも夏空の方が気持ち良い~っ!!

暑くなったからと言って、どこかに遊びに行くわけではない今年の夏休み。

東京オリンピック開催の予定でしたので、土曜日から長めに夏期休暇を予定した日金です。

ドバッと9連休 ^^;

こんなに休んで大丈夫なんだろうか?

不安もあるけど、近場で楽しめることを探して鋭気を養うことに専念しようと思います。

感染経路が不明の感染拡大になっています。

もはや自己管理の域では無いですが、できる限りの注意力で生活しましょうね。

暑い日が続きます。

熱中症にもお気を付けください。

ではっ。