202506/19
もう夏なの?
おはようございます。
まだ6月というのに猛暑日続出の日本列島。
まさに沸騰しています ^^;
どうやら梅雨前線は消滅しているらしい。
日本には四季があり・・・っというのは過去の話になりつつありますね。
冬が終れば、ちょっとだけ春。
短い春を過ぎれば夏になる。
秋はあるのか無いのか分からないほどの長い夏を超えると一気に寒い冬。
どうなっているのでしょう??
とにかく、体調管理に気をつけて長い長い夏に立ち向かいましょう!!
さて、4月のトランプ関税発表時の急落を経験してからは堅調に上昇基調を続ける銅相場。
非常に分かり難い相場になっています。
そもそも、関税を掛けて自国の産業を再びグレートにするなんて出来るのだろうか?
世界的に貿易が停滞して、モノの動きが鈍る事が想定され景気に悪影響を及ぼす。
よって、金属などの材料の需要が減る懸念があり、相場は軟調に推移すると考える人も多いのでは??
日金ブログ担当もそう思っていましたよ!
しかし、全くの逆です ^^;
では、何が起こっているのでしょう??
現在、アメリカに輸出する場合、鉄鋼およびアルミに関して50%の関税が掛けられています。
銅に関しては無税となっています。
トランプ政権が、銅にたいしても関税を掛けるのではっと言う思惑で、銅の現物がアメリカに大量に持ち込まれています。
無税のうちにアメリカに持ち込んでおいて、関税が掛かってから売却すれば税金分がぼろ儲けになるからです。
無税の時に100円でアメリカに持ち込んで、50%の関税が掛かれば150円で売れるので税金分がそっくり儲けになると言う事です。
まあ、関税が何%になるのかにもよりますが、とりあえず思惑で銅材料はアメリカに向かっています。
その結果、アジア地域で消費される予定であった銅材料もアメリカに持って行ってしまうので極端な材料不足が起きてしまい、結果として銅相場が上昇しています。
こんな理屈ですが、分かりますか??
アメリカに銅の在庫が積み上がって、アジアの在庫は払底しています。
儲かりそうな所に材料が集まるのは当然なのですが、とても歪な状態になっています。
トランプ政権の銅に対する関税が決まるまではこの状態が続くと思われます。
銅関税の発表時期は7月とも9月とも言われていますが、正確には分かりません ^^;
現在の国内銅建値は147万円。
カナリ高い水準です。
関税が発表されるとこの歪な状態が解消に向かいますので、ハッピーな展開は考え難いと思っています。
どうなることやら ^^;
それにしても異常な暑さです。
たぶん、10月までは暑いでしょうから・・・先が長いですよ ^^;
日金では、熱中症に気をつけて水分タップリ、休憩タップリで対応しようと思います。
身体が慣れるまでは、敢えてユックリと働くのも大事ですよね。
皆さんも気をつけて行きましょう。
ではっ。