202509/29
秋になりそうなこの頃です ^^;
こんにちは。
秋のような夏のような・・・中途半端な季節を感じる東京日金本社です。
一時のような酷暑は過ぎましたが、まだまだ蒸し暑いですね ^^;
長い夏がようやく終りそうな気配は感じます。
皆さんは無事に酷暑を乗り越えたでしょうか??
暑さに疲れた身体が不調を起こしやすい時期ですので、お気を付けくださいね。
さて、最高価格近くまで急騰している銅相場ですが、現在の国内銅建値は158万円!!
高いですねえ ^^;
世の中に好景気の雰囲気も感じませんし、世界的に景気が良いとの感じないのに株式相場は高いし資源相場も高い。
どうして??
銅相場に関しては、余剰資金が将来的な需要とAIおよび需要の強まるデータセンターなどに不可欠な資源として投機資金が流れ込んでいるとの観測はありましたが。
1万ドル近辺ではさすがに上値が重くなり、下落基調に向かうように思われました。
ところが、インドネシアのグラスベルグ鉱山において不可抗力条項が発動され、銅の出荷が来年上期まで減少が見込まれる。
このグラスベルグ鉱山の規模ですが、世界第2位の大規模鉱山です。
今年の銅は余剰予測で推移していましたが、来年は不足予想でしたので更なる不足を想起させる内容に一気に400ドルほどの急騰になりました。
日本国内の銅建値もプラス7万円という予想もしなかった暴騰となりました ^^;
先行きの需要は強いわけでは無いと思いますが、生産に支障を来すニュースに大きく相場が反応したというところ。
今後の相場もしばらく堅調に推移するものと予想しますが、こればかりは分かりません ^^;
また、銅の国内相場に大きな影響を与えるのが為替相場です。
アメリカが利下げしたにも関わらず、円安に反応しています。
何度も言いましたが、資源の無い日本は全て輸入で賄っています。
そのため、円安になると国内価格は高くなってしまいます ^^;
相場高と為替の円安のダブル効果で、国内銅建値が158万円まで急騰しました。
現在、自民党総裁選が行われていて、政策は事実上ストップしています。
この大事なときに政治が機能不全とは・・・。
今回の件を鑑みても、銅相場は上げ材料に反応しやすい状況にあるのでしょう。
世界の気候変動、人口動態、AIの開発、データセンターなど、銅を必要とされる条件がそろっています。
目先の上下や相場の暴落などの影響は受けると思いますが、長い期間で見れば右肩上がりになっていくのかも知れません。
国内景気が良いとは思えませんが、価格だけが上がっていく変な感じの相場です ^^;
目先の仕事もしなければ生きていけないので、相場に頼らずにコツコツと頑張るしかないですね ^^;
ホントに長い長い夏でしたね ^^;
毎年のように最高気温が更新されていきます。
今からすでに来年の夏が怖いです。
確実に季節は移ろいます。
短い季節ですが、もっとも気持ちの良い季節をシッカリと堪能しましょうね。
ではっ。