日金ブログWEBLOG

201801/19

ISOの規格変更の中で ^^

こんにちは。

日本海側では大雪で交通機関にも影響が出ているようですが、太平洋側の天候は安定しています。
関東に雪が降ることは年間に何回しか無いので、一度降れば大混乱になります ^^;
今年は今のところ積もるような事はまだありません。
今日は小春日和と言っても良いほどの暖かい日になっています。
来週からまた寒くなるらしいので、気をつけましょうね。
また、インフルエンザも流行しているようですので手洗いとうがいをちゃんとしましょうね。
そういえば、うちの営業もインフルで来週の月曜日じゃないと出社出来ないらしい ^^;
健康あっての仕事ですので、普段から体調管理を怠らないように内部消毒に努めたいと思います(笑)
しかし、来週は健康診断があるので控えめにしながら週末の夜を過ごそうと考え中。
良い子になろうと思うのは、皆さんも同じでしょう?
普段の自分は見せられない ^^;
腹八分目を忘れずに過ごそうと思います。

さて、表題のISOの規格変更ですが、今年の変更期限に間に合うように日金のマニュアルを更新中。
大きな変更はないのですが、規格の要求事項が一部変わっていますので対応するべく見直しをコンサルタントさんと進めています。
その中で頭に残った言葉に『グリーン調達』という文言がありました。
簡単に説明すると、環境に配慮して作られた製品の購入を進める事。
環境に配慮と言えば、金属スクラップのリサイクルも環境産業と言えます。
環境に配慮した製品と言えば、私たちの作った純良な原料こそがグリーン調達に最適と考えても良いのでしょうか??
例えば、金属メーカーの中には地金を溶解して製品を製造する会社も多々あると思います。
ですが、地金を製造するのが1工程だとすれば、金属メーカーが溶解して製品を作ると合わせて2工程になります。
どちらもエネルギーを使って燃焼させながら溶解しますので、環境にも2回分の負荷がかかります。
そこで登場するのがスクラップなのです(笑)
もし、もしもですよ、スクラップを純良な原料に仕分ける事が出来たら、その原料を地金に変更することなく溶解し製品化することが出来ます。
地金の使用で2工程だったフローが、金属スクラップを溶解し製品化することで1工程のみになります。
よって、省エネルギーになり環境への負荷も一回のみになります。
これこそグリーン調達だっていう理屈は通るのでしょうか??
理屈は合っていても、屁理屈にならないように、純良な原料を作る技術が必要になる。
スクラップは混ざっている物が多いので選別し、メーカーごとに規格がありますので、その規格に合う商品を用意しなければなりません。
さらに、その品質をキープしつつ安定供給を目指すのは至難の業であります。
一口にグリーン調達と言っても、多くの問題点がスクラップ業界には存在しています。
一つずつクリアにしていって、いつの日かグリーン調達だから日金のスクラップを購入しますと言われるような日が来たら嬉しいです ^^
そんな夢を真面目に考えています。

さて、相場の方は盛り上がりに欠けていて一進一退です。
世界景気が強基調ですので堅調と予想しますが、最近の銅相場は投機色が強いので注意は怠らないように行きましょうね。
中国の環境規制の影響が徐々にスクラップの価格に影響し始めています。
注意深く推移を見守る必要がありますね。

日金は明日の土曜日も営業中。
皆さんはお休みですか?
良い週末をお過ごしください。
ではっ。