日金ブログWEBLOG

201306/20

金融緩和縮小の時期

おはようございます。
雨の降っている日金千葉事業所。 しとしとと降る雨にこの先行きに思いを巡らす。
カラ梅雨かと思われた今年の雨の季節も、ここ最近は本来の季節を思い出したようですね。
雨の降る季節はちゃんと雨が降ってくれないと困るように、四季の移ろいごとにその季節に対応した生活を考えてきた日本人。 昔の人は、雨の日にはどんな生活だったのかな?
雨って仕事の効率が落ちますよね ^^; 屋外での作業は限定されます。品物は濡らせられないので屋根の下の狭い中での作業となりますから、なかなかはかどらない。
狭い場所で、効率よく作業するのは非常に頭を使います。
でも、これを考えることが面白い。 これをここに置いて、これをそこに配置する。 未選別のものはここに置いて、完成品はここにしまう。 
そんなことを考えながら、これで完璧だと思える配置にしても・・・作業してみると効率が悪い。 なんで? そんなことを考えながら、配置転換と同時に気分転換 ^^
いつでも、何かをしながらもずーっとそんなことを考えてる。 これがオモロイ。
何も考えずに作業する人もいますが、実際に仕事ははかどらない。
仕事の面白さってこんなところに存在していて、どんな仕事にも簡単に正確に楽にできる方法があるんだっと思う。 
雨の話しからはるか遠くに逸脱しちゃったけど、今日も考えてみよっと。
さて、深夜のFOMC後のバーナンキ議長の発言により相場が方向性を見出そうとしています。
基本的な発表は金融緩和の継続。さらには、金融緩和縮小時期についての発言があった。
今の相場は金融相場になっていて、政策当局者と市場とのコミュニケーションには神経質にならざるを得ない。
ちょっと表現が悪いと、市場は過剰ともいえる反応をおこす。 前回のブログにも書きましたが、やり過ぎとも思える値動きをする。
現在の状況は、金融相場から本来の業績相場に移行する時期なのかも知れません。
経済指標に素直に反応する相場にもどるのを待つしかなさそうですね。
じゃあ、本来の相場って何よ?? 
冷静になって考えてみると、為替は経済の強さを国同士の比較を数字化したものと考えることができます。
今回の状況で言えば、景気が良くなっているのはアメリカです。 っといことは、円よりもドルが強くなるのが当然と思えます。 つまり、ドル高円安になるのが妥当と思える。
ですが、金融相場の中で目先の利益の確保を考えると、金融緩和縮小で株式市場に流れ込んでいる資金が引き揚げてしまい、相場の急落が予想されるという連想が存在する。 だから、安全資産と考えられている円に一度非難しておこうとなる。
よって、今回のような値動きが考えられる。 為替で言えば103円台から93円台までの急騰。 その後、昨夜の発表を受けて96円台へ。 うーーーん、ちょっとまともな動きと言えばそうかもしれない。 
緩和するということは、金融を緩めるのだからその国の通貨の価値は下がる。 緩和縮小とは、緩めていたのを少しずつやめていくのだからその国の通貨価値は上がる。 
やはり、先行きは円安傾向と考えるのが妥当だと思うのは自分だけではないはず。
まあ、思った通りにならないのが相場でして、思い通りに予想が当たれば汗かいて仕事することもないのかも知れない。 汗かいて仕事をする喜びを大事にするしかなさそうですね ^^;
さらに、金融緩和縮小による商品相場への影響ですが、一時的には下落するかも知れませんね。 考え方は、じゃぶじゃぶの資金の投資先となっていた銅を含む商品相場からも投機資金が引き揚げる恐れがあるので、一度売っておこうと考える人も多いかも知れません。
まあ、売るのは先物取引を専門にしている人たちであって、現物を扱う私たちは全く合わない現物を売却することはなかなか出来ません ^^;
金融相場の影響は大きいですが、本来の相場の動きではない。 これから先の相場予想には実需がどれだけ盛り上がるのか、つまり在庫量に注目するしかないのかなあ。
今日のバーナンキ議長の会見をテレビで見ていました。 退任の時期を問われるとちょっと笑みを浮かべてノーコメント。 なんともお茶目な感じがして信頼できそうな人物だなッとの印象。 
早く、経済が本来の姿に戻ることを期待します。
相変わらず、薄暗い空模様の日金千葉事業所。 気分まで落ち込まないように大きな声で明るく話をしようと思います。 
気分によって心は大きく左右されますので、せめて気持ちだけでも晴天でありたいものです。
雨に濡れて体調を崩さないように気をつけて行きましょう ^^
ではっ。