日金ブログWEBLOG

201710/11

暑いねぇ ^^;

おはようございます。
秋も深まり気持ちの良い気候になってきたと思っていましたが、なぜか暑さがぶり返して来ましたね ^^;
人間の体は環境に適応しやすく、楽な方にはすぐに順応するのですが・・・^^;
もう涼しくなると思い込んでいた頭には暑さが許せないのでしょう。
体がすぐに疲れる。
歳のせいかとも思うけど、社員さんを見ても明らかに体力を奪われている感じがする。
準備していない事が起きると、それが厳しければ厳しいほど、順応するには時間がかかるのですね。
しかし、一度順応した事も楽な方に馴染むとすぐに厳しさを忘れる。
忘れるのも人間の良いところですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるとのことわざ通りで、学習した事も忘れてしまうこともあるのがまたその生き物なのかも知れませんね。
とにかく、季節外れの夏日に体調を崩さないように気をつけて行きましょう。

さて、10月になり長期契約も年末まで決まっていますので、ひたすらお仕事に励みましょう。
この先の三か月の契約を総括すると、基本的には横ばい。
全体的には数量及び価格も同水準と思います。
相場の上昇と国内景気の上昇基調を考えても、もう少し盛り上がっても良いのでは?と思いましたが、それほどでも無いと言うのがシンプルな感想です。
前回のブログにも書きましたが、非鉄金属スクラップをリサイクルする業者さんに対するメーカーの不信感を肌で感じる場面もありました。
やはり品質に関する問題の多さに使用料の増加を躊躇する原因があるのは明らかでしょう。
私たち、非鉄金属スクラップ問屋は相場師ではありませんので、原料を安定供給することが大事な仕事だと考えます。
メーカーの生産に支障をきたさないように原料の確保と在庫が必要になります。
相場が高い時にすべてを売り切る相場師的感覚では材料問屋はできません。
高い時も安い時も同じ高品質の材料を供給するパートナーでありたいと思う。
中国輸出が始まってから、混入物も高品質物も同じような価格帯で取引されたので、商品を選別する技術が劣化したと思われる。
これでは、メーカーの材料としては品質基準を満たさなくなるのも当然かも知れない。
楽な方へ流れやすいのが人間の特徴ならば、良い原料を作りたいという熱さを忘れてしまうのもやむを得ない事なのかも知れません。
でも、情熱無くして品質管理は出来ません。
忘れて良い熱さと、忘れてはいけない熱さが存在するように思います。
この情熱を持って、良い原料を愚直に作っていく事を目指したいです。

話が横道にそれましたが、今の相場の話しも少しだけ・・・。
需給で価格が決まるのが商品相場ですが、投機色が強い現在の市場です。
中国国内で銅の供給懸念が噂されていますが、実際に確認されたわけでは無い。
インフラ投資による建設需要があるのは間違いないのですが、共産党大会後もこの景気が継続するのかに不安が増しています。
投機の動きだけで考えれば、LME銅相場の7000ドル超えを目指しているように見える。
前回の上昇時に6970ドルまで上昇しその後調整しましたが、今回は調整後の反騰局面とも考えられる。
相場師ではないけど、相場師の考えを読んでみるのもお仕事なのです ^^;
7000ドルを超えると目立った抵抗線は存在しないので、7500~8000ドルなんてこともありうるのが投機相場です。
今のところ、大きく下がるニュースは北朝鮮問題と中国共産党大会で何らかの経済的ネガティブ発言があった場合と考えています。
まあ、相場は分からないので、予想はしますが当たらなくても怒るようなこともありません。
皆さんも寛大なお心でね(笑)

2008年のリーマンショックから早いもので9年が経過しました。
10年ひと昔と言いますが、相場は10年ごとに危機的な暴落が起きています。
喉元過ぎれば熱さ忘れるとのことわざも相場の暴落時期に当てはまる。
人間は忘れる生き物ですが、リスク選好も相場の痛みを忘れたころにやり過ぎます。
忘れてはいけない事もあると肝に銘じて行きましょう。
ぶり返す暑さに体調を崩さないよう気をつけてくださいね。
ではっ。