日金ブログWEBLOG

201707/18

カミナリゴロゴロ

こんにちは。
表題の通り大気が不安定なために雷が鳴り響いている東京日金本社です。
そもそもなんでカミナリは鳴るのでしょうか。
地上の温度と上空の温度差によって大気が不安定になりカミナリ雲が発生という話は子供のころから聞いたことと思いますが、なぜ電気を帯びることになるのかは知らない。
落雷は非常に怖いもので、金属スクラップ業を営んでいる私たちは電気を通す金属に囲まれて仕事をしています ^^;
スクラップにもカミナリが落ちるとは思いますが、周辺にある電気機器にまで被害が及ぶのを知っていますか?
人間も電気を通すので至近距離の落雷には注意が必要ですが、パソコンや電話などの弱電を使う機器では落雷によって過電流が流れ壊れてしまうことがあります。
何年前か忘れてしまいましたが、日金本社に落雷がありました。
当時は工場内に高圧線の鉄塔が立っていて、それに雷が落ちたのですが工場内のトラックスケール、デジタル秤、事務所の電話などすべてが壊れて大損害を被ったことがあります。
ほとんどの機械に過電流が通電して基盤が焼けてしまったことが故障の原因でした。
基盤なんて薄い板一枚ですが、中心部品らしく交換代がめちゃめちゃ高かったのを記憶しています ^^;
稲妻を見て興奮していた自分が情けない ^^;
まあ、夏の訪れが近い証拠なのでしょう。
カミナリが夏の到来を告げ、また夏の終わりを教えてくれます。
今も暑いけど、さらに暑い夏がやってきます ^^

さて、最近の相場展開ですが意味不明ながら銅相場は連騰しています。
久しぶりのLME銅相場6000ドルに到達 ^^
中国の4月~6月GDPが⒍,9%成長とのニュースで一気に上昇し、今年の2月以来の大台突破です。
下がるよりも上げの方がもちろん嬉しいのですが、トランプラリーの時もそうでしたが、6000ドル近辺が頭になって調整しています。
少し調整されるかもと心配はしています。
地政学リスクという降って沸いたような情報で下げた相場ですので、下げる理由が無ければ上がるのかも知れませんが、スンナリと納得できる情報が無い。
現在の国内銅建値は71万円です。
今日あたりもう一万円上げるのかと思っていましたが、為替が円高に向かったので少し足りませんでしたね ^^;
相場に一喜一憂してもしょうが無いのですが、気になってしまう ^^;
落ち着いて状況を考えなければいけません。
上がり続ける相場も無ければ、下げ続ける相場も無い。
相場で仕事をしているわけでは無いですが、先行きだけは考えましょうね。
銅の最大消費国である中国は、国家主導のインフラ投資によってかなり景気を盛り上げている様子。
中国の今年度の成長目標はGDP⒍,5%成長ですが、秋の共産党大会に向けて堅調な経済運営をしていくものと考えられる。
ということは、中国のリスクはその後になると考えられる。
また、トランプ政権の政策決定の遅れがアメリカ経済に悪影響を与えるかと言えば、ほとんど相手にしていないかのようです。
トランプ大統領が何もしなくても金融緩和によってアメリカ経済は強い基調に転換したと考えられる。
今後のアメリカの金利動向を注視していかなければなりませんが、アメリカの好景気は大統領には関係ないということがハッキリしてきました。
一方、銅相場と相関性の高い欧州景気は強いようです。
デフレの脅威は去ったなどとドラギさんが言っていましたが、デフレが去ったという事はインフレに向かうかも知れない。
インフレとは商品価格が上昇するという事。
商品価格=金属価格=銅価格 (笑)
上昇局面にあると考えるのは日金ブログ担当の自分勝手な判断でしょうか ^^
今の状況は前回の高値近辺です。
気をつけて行きましょう ^^

今年は記録的な暑さになるかも知れないとテレビの天気予報で言っていました ^^;
記録的、いままでに経験したことが無い、想定外・・・
良い事が記録的に増えたりするのはいいのですが、なかなかそうはいかないですね ^^;
雷鳴に夏を感じます。
体調に気をつけて、記録的な暑さの夏を乗り切りましょう。
ではっ。