日金ブログWEBLOG

201706/13

梅雨サムっ ^^;

こんにちは。
半袖で過ごすには肌寒い東京日金本社です。
梅雨の時期は、気温の変化が激しい。
暑くも無く、寒くも無くこのくらいが丁度良いとの声も聞こえて来ますが、夏気分になっていた日金ブログ担当には寒いです (笑)
シトシトと雨が降っていますが、湿度は高くない。
私たちの仕事で、梅雨の時期に最も困るのがトラックのシートではないでしょうか。
金属スクラップが雨に濡れると困るの??
っと思う方もいらっしゃるでしょうから、少々説明しますね。
水に濡らしてしまう事で重量がズレることも考えられますが、最も心配なことは金属スクラップを原料として使用するメーカーさんでの水蒸気爆発事故です。
金属を溶解して新たな商品を作っている金属メーカーにとって水分は厳禁です。
もしも水分が溶解炉に入ってしまうと、過熱された水は急激に気体に変化します。
水が水蒸気に変化すると体積が膨張し爆発現象を起こします。
その際に溶解炉の中にある溶湯を噴き上げる事故が多々あります。
その溶湯をあびてしまって作業されえる方が怪我または命を落とす事故もあります。
原料を供給する原料問屋はもちろんの事ですが、金属スクラップを排出される方にも水濡れに注意しましょうね。
原料の使用方法によっては濡れていても大丈夫な商品もありますが、非鉄金属メーカーで使用される原料には水濡れ厳禁の商品が多いので、一度問い合わせてみてください。
分からない事があれば丁寧に説明させていただきます。
排出元とスクラップ問屋と金属メーカーさんで共通認識があれば、安全で高品質の原料をリサイクルできます。
誰か一人でもめんどくさいと言い出したら、品質が低下し、価格も安い物になるのはやむを得ないでしょう。
水濡れも品質管理のひとつですので、管理することで安全な原料を排出できます。
それによって排出元さんにも価格としてお返しできるのが原料リサイクルですので、皆さんで考えるのも必要じゃないでしょうか。
梅雨の時期に雨を見ながらこんな事を考えています(笑)
意図せず濡らしてしまうことが無いように、トラックのシートのチェックをするように指示しておきます。

さて、水濡れの話しが長くなりましたが、銅相場は相変わらずの往来相場のようです。
中国の銅輸入量が予想外に急増している事とチリでの豪雨による操業停止などを材料視して5800ドル近辺まで上昇しています。
上値抵抗線と思われていた5720ドルあたりの売り物をこなし堅調に推移していると思われます。
為替にもよりますが、先日上げた建値67万円に1万円程度の上げ余地があります。
軽はずみなことは言えませんが・・・ちょっと良い雰囲気 ^^
中国の今後の経済対策も気になりますが、今週はアメリカFOMCの結果次第の相場展開となりそうです。
方向性が出るのは今週末になるでしょうか。
アメリカの利上げは確実との予想ですが、拡大してきた資産を圧縮するかどうかが焦点になっています。
いつまでも緩和拡大を続けることは出来ませんので、出口戦略がスタートするのが適切だと考えます。
どのくらいのスピードで財政の健全化に向かうのかが相場にとっては重要になりそうです。
話は変わりますが、イギリスの国民投票でメイ首相率いる与党は過半数を取れず、さらに議席数を減らしてしまいましたね。
EU離脱交渉をスムーズに進めるためにも選挙を決めた時には圧勝の空気でしたが、その後の対応の悪さから民衆の心理が離れてしまったようです。
ポピュリズムの台頭でブレグジットが決まりましたが、人の心は離れるのも早いのですね。
地に足をつけた政策運営が求められます。
人気取りはアイドルだけに任せるべきですね(笑)
この先の離脱交渉は難航が予想されますので、相場への影響も注意しなければいけませんね。
資源価格と新興国通貨が下げ止まって切り返してきています。
この関連性にも目を配ろうと思います。

半袖で出社しているブログ担当ですが、上着を着ようか迷っています。
我慢しても良いことが無いので、家に取りに帰ろうかな (笑)
暑い場合にはこれ以上脱げない事も多い (笑)
寒かったら着ればいいのです。
そうだ、その通りですね。
風邪が流行っているようですので、若者ぶるのは辞めて早く上着を着ようと思います。
皆さんも体調管理に気をつけてくださいね。
ではっ。