日金ブログWEBLOG

201608/04

円高し、銅安し ^^;

おはようございます。
梅雨明け後から蒸し暑い日が続いている東京日金本社です。
大気の状態が不安定のようで、各地でゲリラ豪雨が起きています。
ブログ担当は出張でいませんでしたが、一昨日の朝方にはカミナリが凄かったらしい。
うるさいほどの大音響で鳴り響いたと聞きました。
冷たい空気と暖かい空気がぶつかって・・・と天気予報では話しますが、どうしてカミナリが起きるのかは知らない ^^;
どこかで習ったような気がしますが、正確には覚えていないと言うことですね(笑)
自然の力を人間が制御することは不可能ですので、日々自然に対して謙虚に生活するしかないです。
これから、お盆休みが始まりますが、海や山に出かけるときには謙虚な心で安全に遊びましょうね。
必ず無茶をして事故になったニュースが報道されます。
何度も言いますが、安全に楽しい夏休みにしましょうね ^^

さて、本日は銅建値の改定がありました。
マイナス2万円の建値53万円になりました ^^;
つい先日の高値である57万円から考えると、早くも4万円安となります。
しつこいようですが、7パーセントの下落となります。
私たちの利幅の割に上下動が激しいこの商売ですので、またお腹痛くなりそうです ^^;
難しいですねえ、ホントに。
今回の特徴は為替であります。
1ドル107円近辺であった為替が現在は101円となっています。
このブログの中で何度も説明していますが、日本国内の銅価格は、ロンドン、上海、ニューヨークで取引されている外国での価格と日本の円レートを掛け合わせて計算されます。
通常はドルでの取引ですので、輸入品である銅は円高になれば安く輸入され、円安になれば高く輸入されます。
円とドルの交換レートが為替取引ですので、ドル建ての商品を購入する場合はドルより円が高くなれば、少ない円で購入可能になります。 
この説明分かりますか?
1ドルが107円であれば、107円を使って1ドルの商品を買えます。
1ドルが101円であれば、101円で1ドルの商品を買えます。
よって、ドル建て商品である銅は、円高ドル安になると安く日本国内で取引されることになる。
ドルでの銅相場だけを考えれば、大きく値下がりしているわけでは無いのですが、今回の建値下落の原因は為替にあると言うことになります。
ドル建て銅相場とドル円為替相場の両方を考えなきゃいけませんね ^^;
単純な作りの日金ブログ担当の脳みそは理解するのに時間がかかります。
どちらの相場も動きが激しいので、神経を使います。
昨日と今日では相場が様変わりということも良くありますね。
日銀の緩和策が期待外れとの認識の為か、円高に振れています。
101円からさらに円高に進むとは考え難いですが、何があるか分からないのが相場ですので、為替には要注意です。
LME銅相場は比較的安定していますが、原油価格の40ドル割れなどもあり不安定になるかも知れませんので、これまた要注意ですね。
要注意×要注意=安定 となれば良いのですが、そうは行きそうもありませんね (笑)

暑い日が続き、体も夏に慣れてきましたか?
冷たいビールの飲み過ぎで、内臓が疲れを来す時期ですので暖かい熱燗なんてどうでしょうかねえ ^^  それも一考ですよ。
来週には夏休みが始まります。
体調管理に気を使い、元気に休みを迎えましょうね ^^
ではっ。