日金ブログWEBLOG

201606/25

EU離脱を選択かあ ^^;

こんにちは。
蒸し暑い梅雨らしい曇り空が広がっております東京日金本社。
本日は日金の休業日なのですが、トラックスケールの検査のために出勤しているブログ担当です。
トラックスケールという言葉は聞きなれないと思いますが、大きなトラックをそのまま乗せて重量を計る機械です。
本社のはかりは40トンまで、千葉工場は60トンまで計量できます。
大型トラックですと、荷物を乗せなくても10トン以上ありますので、仮に15トンの荷物を乗せたとすると、総重量は25トンということになります。
乗せたり降ろしたりする重量の差がその荷物の重量ということになります。
この重量をもとにお客さんの荷物を買ったり、または売ったりしますので、重量がズレたら大変です。 
その為、2年に一度ですが、定期的に検査を受けなければなりません。
仕事の日ですとはかりが使えないので、休みの日にお願いしました。
検査費用は安く無いのですが、計量結果が信用にも関わるので、大事な検査なのです。

さて、世界が注目のイギリスのEU離脱を問う国民投票が行われました。
接戦になるとの予測は出ていましたが、最後には残留するのだろうと高をくくっていました ^^;
まさか、離脱派が勝利するとは・・・ ^^;
銅相場にも大きな影響を及ぼすかも知れない国民投票ですので、朝からニュースにかじりついていた日金ブログ担当。
朝方の残留派優勢のニュースに一安心したのもつかの間、なんだか市場の動きがおかしいと感じ始めたのは午前11時近くなってから ^^;
為替市場は大混乱で一気に円高に向かって、イギリスポンドに至っては20円以上もの暴落。
見ている方も恐ろしいほどの値動きになすすべがありません ^^;
前日から残留ムードが流れていましたから、今回のショックはデカい。
まさにカウンターパンチ。 それもクロスカウンターですね ^^;
ショックの後に土曜、日曜がはさまりますので、冷静になる時間はある。
まさかの事態ですが、今後のことを考えておく必要がありますね。
そもそも、国民投票という間違ったギャンブルに出たキャメロンさんの責任は重い。
アメリカのトランプ旋風と同じで、ポピュリズムが横行しています。
大衆の不満を誘導するような政治家が台頭している。
不満を解消する事には効くでしょうが、その結果は重大です。
今回のイギリスの決定は世界中に大きな衝撃を与えただけでなく、グローバルにつながった経済に何年も先まで不安にさせる事だと思う。
若い世代は残留支持で、50代以降は離脱支持が多いとの報道ですが、古き良き時代を思い描いているのでしょうか。
現地には現地の文化と思想がありますので、遠くの日本で考えるのとは違うのは当然なのかも知れません。
ブログ担当も50代ですが、若者が夢を持てる国になってほしいですし、これからの世代の考え方を優先してあげたいと思う。
順番通りで行けば、先に逝くのですから、未来の世界が若い世代にとって良きものであることを願います。
移民政策でのEUの考え方は理想ですが、もっと深く話し合う必要があったのではないでしょうか?
世界にはいろいろな国があり、文化も思想も違うのですから。
EU離脱の今後のスケジュールはこれから具体的になると思いますが、そのたびに市場が不安定になる。
また、今回の離脱によって保護主義と思われる政党が各国で勢力を伸ばしているという不穏な動きも注視する必要がありそうです。
比較的に商品相場の値動きは落ち着いていますが、為替市場が大荒れですので国内銅相場はしばらく神経質な展開になりそうです ^^;
起きてしまった事を悔やんでもしょうがない。
今できる事を一生懸命にやるだけです。
当たり前の事を当たり前にやって、この嵐を乗り切りたいと思います。
がんばりましょうね。
ではっ。