日金ブログWEBLOG

201501/16

銅相場急落 ^^;

おはようございます。
昨日の土砂降りの雨から一転して、澄み切った青空の広がる日金千葉事業所です。
今朝は工場内に止めておいた自分の車(プリウス)がカチンコチンになっていました。
車の氷を解かすのに10分はかかりましたよ。
昨日は久しぶりの雨でしたね。 ここの所、乾燥してお肌も喉にも辛かったですから今日はなんとなく調子がいいです ^^
昨年はこの時期に大雪が降ったような記憶がありますが、今年は安定していますね。
天候は安定していますが、相場はとっても不安定。
この先も心配は尽きそうもありません ^^;
今日現在の銅相場はLME5600ドル、為替1ドル116円くらいです。
銅建値の計算値は、70~71万あたりでしょうか。
今の国内銅建値が74万ですので、まだ3万以上も下げ余地があります ^^;
LMEの急落は原油相場の下落に引きずられていると考えることもできますが、他にも原因がありそうです。
新聞なんかで見ますと、原油安のお蔭で銅の生産コストが2割ほど下がるとの話もある。
まあ、人間がスコップで掘っているわけじゃないでしょうから、掘削機械の燃料や輸送する際の軽油代などは安くなるのかも知れませんが・・・ホントにそうなのかな?
もともと原油相場が急落を始めたのは、調整弁であったOPECが減産しないとの発表により需給バランスが生産過剰になるとの予想によるものです。
当初は無反応な銅相場でしたが、年が明けてから急激な反応を見せたのが今回の暴落でした。 
下げ続ける原油相場が市場を不安にさせ、リスクオフの流れが年明け相場全体に流れています。
リスクオフの流れは為替市場にも影響し、120円近辺で推移していたドル円相場も安全資産と言われる円が買われ円高基調になっています。
銅相場安と円高のダブルパンチにより年初より国内銅建値は今日現在の計算上では10万円の下落であります ^^;
10万円の下落で儲かるはずもなく・・・とってもつらい日金ブログ担当。
今はじっとしているしか無いですね。
まあ、暴落の原因はいくつか紹介しましたが、それ以外にもたくさんの要因があるのでしょう。 
ですが・・・いつまでも原因調査では気分が滅入りますので、今後の見通しをポジティブに考えてみましょう。
こう考えたらどうでしょう??
大きく飛び上がりたいときには必ず助走が必要ですから、今の下落は将来の上昇の為の助走なのだと。
事の真意は相場ものですので、あくまで戯言ですが・・・。
アメリカ経済の回復傾向ははっきりしていますので、そこは心配ないと考える。
1月の末にはユーロ圏で金融緩和が行われるものと考えられます。 それを見越してヨーロッパの株式が上昇している。
金融緩和はリスクオンの流れに相場の雰囲気を変えてくれるかも?知れません。
ユーロ緩和によりユーロ安ドル高になる。 銅相場には重しになることが予想されますが、景気を支えるための金融緩和ですのでプラス要因と考えられる。
また、世界経済を不安にさせている原油相場もOPECによると1~3月が最も供給過剰になるとの発言がありました。 
相場は先取りするところがありますので、今現在が原油価格にとっては一番下げ易い所だと言っているのだとプラスに考えれば・・・銅も良くなるかも?知れません。
歴史的に見ても現在の銅相場は5年ぶり以上の安値水準です。 
相場がゆがんでいると考えれば、先行きは収れんされるものと予想します。
どうでしょう? ちょっとは気分が変わりましたか?
今は我慢して日々のお仕事に頑張っていくしかないですね。
明日はよくなる。きっと良くなる ^^
上ったら下がる、下がったら上がる!!
そんな言葉をブツブツ言っている日金ブログ担当。
気持ち悪い ^^
たった2週間で様変わりです。
落ち込んでないで、気分変えていきましょう ^^
ではっ。