日金ブログWEBLOG

201301/19

円の先行きどうなるの??

本日土曜日、日金は元気に営業中!!
それにしても雪が降ってからというもの、冷蔵庫のように冷えてますねえ。 工場の中の水たまりが見事に凍っています。 それに足をとられ従業員がこけて・・・(笑) 危ないですけど・・・(笑)
先日の雪が道路の端っこの方に山積みされていますが、だんだんと小さくなってきています。
日当たりの良い場所と日の当たらない場所とでは、雪の残り方がまったく違いますね。 日陰では相変わらずカキンコキンで、蹴っ飛ばすと足が痛いほど固いです。 東京近郊は雪には弱いですから出来れば降らないでほしいけど、来週火曜日はまた雪予報であります。 
雪が降ると大変なんですが、何となく楽しみにしているもう一人の自分もいます ^^
さて、今週は為替相場がいよいよ円安に進み、ついに90円の安値をつけました。
安値? なんで上がってるのに安値っていうんでしょう? 金額が上がってるのに円安??
社会人なりたての頃、とても不思議に思っていました。 当時は、プラザ合意後の円高局面+バブル真っ盛りの頃でしたから、日本円は円高に向かって一直線でした。 どんどんと金額は下がってるのに円高という。 なんでなの??って真面目にそう思っていた勉強キライな自分 ^^;
この円高円安ってのは、1ドルをいくらで交換してくれるのかってこと。 だから・・・
1ドル=80円 と 1ドル=90円 では、前者の方が円高で後者が円安。 
80円で交換できたものが、90円出さないと交換出来ない。 同じものと交換するのに多くのお金を出さないと交換できない。 っと言うことは、ドルの価値が上がり円の価値が下がったということ。 ニュースでいう『円安ドル高』っと言う言葉になる。 文章が下手過ぎて余計に分からないですね ^^; まあ、聞き流してくださいな。。。
金属相場の先行きを考えるときに為替は重要なポイントになります。
なぜなら、外国相場が基本の銅相場ですから、国内で取引される場合は円に換金されることになります。 その際、円安になっていれば外国相場が上がっていなくても国内の取引価格は上昇していきます。 以前に輸入車やブランド物なんかで円高還元って言ってませんでしたか?
今回はその逆で円安によって輸入品の価格が高くなってしまうんですね。
たとえば、外車なんかも値上がりしますし、輸入ブランド品なんかも上がります。 
国内の物価を上げてデフレ脱却を目指す阿部政権にとっては、円安は大きなメリットとなります。 ですが、ガソリンに代表されるようなエネルギー関係の価格上昇は辛いところでもある。
ガソリンはすべて輸入品ですからね ^^;
為替は、阿部総理のリップサービスで円安になってるから、すぐに息切れして円高に戻るなんて考えていましたが・・・。 見事に大ハズレ ^^; どうやら、相場自体のトレンドが変わったようです。 先行きは、円安の流れが継続するものと考えます。 LME相場が動かなくても国内銅相場は動きそうな感じがします。 
2か月先延ばしたアメリカの財政の崖問題が気になるところですが、それ以外には突発的な要因が無ければ円安トレンドが継続されるんじゃないかなあっと思っています。
円安、株高と今までにない国内の動きですから、景気の回復に繋がってくれると信じたいですよね。 景気は気分ですから、株高が気分を上昇させてくれるといいなあ。
マイナスな事ばっかり話していたらマイナスになる。
プラスの事ばっかり話していたらプラスになるかも? たとえならなくても気分は良い(笑)
元気出して行きましょうね。
穏やかな土曜日の午後、為替の先行きが気になる日金ブログ担当でした ^^
では、良い週末を!!