日金ブログWEBLOG

201903/06

暖かいねぇ~^^

こんにちは。

曇り空の広がる東京日金本社。

今晩から雨になるとの予報です。

天気が日替わりになるのも春の特徴ですね。

関東地方ではカラカラに乾燥する季節が、雨を交えて気温が温み出します。

梅の花が散り、桜の開花が間近ですね。

日金本社のある大田区では、福山雅治さんの名曲『桜坂』で歌われた桜の名所があります。

また、多摩川がすぐ近くに流れていて、川沿いの桜並木も一見の価値あり。

先日、車で通った際には蕾が大きく膨らみ、桜の木がうっすらとピンク色になっていました。

花見で一杯 ^^

楽しみです。

 

さて、3月になりましたが、銅相場は堅調推移。

米朝首脳会談の決裂も影響せず、米中貿易戦争にも負けない強さがある。

上昇相場の元になっているのは、中国の景気対策でしょうか。

今現在、中国の国会にあたる全人代が開催されています。

中国景気の減速は厳しい状況のようで、大きな景気対策が打ち出されております。

大幅減税が目玉ですが、33兆円もの減税 ^^;

さらに社会保険料の値下げ。

また、鉄道事業に特化したインフラ投資加速。

鉄鋼業の過剰生産能力および過剰在庫の削減と業界の再編。

これが骨子ですが、アメリカの貿易関税が大きく影を落としているようです。

今の相場は3月に行われると言われる米中首脳会談での何らかの合意をされる事が織り込まれています。

中国側も早期の幕引きを図りたいところ。

北朝鮮との首脳会談とは違い、経済大国同士の首脳会談ですので、決裂させるとは考え難いとの思惑です。

案ずるより産むがやすし相場と言える。

楽観論が支配する市場ですが、今後も相場が上昇基調を続けるかと言えば不安しかない。

世界全体が景気減速し始めていますし、金融緩和で金余りの状況での景気対策は限定的になります。

金利の低下した世界では、リスクが選好されやすい。

過度のリスク選好はバブルを作り、大きな危険をはらんでいます。

信用力の低い企業の社債などは、リスクを考えて金利を上乗せするのが常識ですが、金利の上乗せ分が少ないハイリスクな社債も多く発行されているようです。

景気対策はもろ刃の剣ですので、中国の景気対策の金額の大きさに心配になっている日金ブログ担当。

目先は景気対策による相場上昇が続くかも知れないですが、先行きが不安なのはそんな事を考えてしまうからでしょう。

リーマンショック後の中国の大幅な景気対策によって世界経済は立ち直りましたが、現在もその時の過剰投資に苦しんでいます。

それをさらに景気対策するほど経済が厳しいというのが事実のような気がします。

全人代の後の景気とトランプ大統領との首脳会談は要チェックですね ^^;

3月、77万円スタートの銅相場、動きようが無い状態が続きそう ^^;

気をつけて行きましょうね。

 

春よ来い!!

松任谷由実さんのこの曲が好き。

綺麗なメロディーですよね ^^

この季節はいつも頭に流れている。

日金ブログ担当の頭の中はすでに春が来たかも? ^^

ではっ。